俺は何も 望まない

否 望んでは いけない



今迄 そう思って生きて来た



でも 誰か

誰でも良いから 

温もりと言うのに憧れ

優しさに 触れてみたかった



両手を血に染めた俺が

決して 

願ってはいけない事だと知りながら





そんな俺が見つけた

唯一の

居場所



悪童と呼ばれた俺を 邪険にする訳でも無く

そんな事 気にしない と

迎え入れてくれた



「友達」だ と

温かく 

包んでくれた



それは宛ら 

大空の如く



その時 この温かさを知った時に

俺は 俺自身に 誓いを立てた



神など 居ないから



この方に ついて行こう

この方が望むのならば 喜んで 何時でも命を捧げよう



そう 誓った



何時でも この方の為に と



だから 何時までも

何時までもこの方の側に居られます様にと 祈る



誰に?

神など 居ないと言ったのに



矛盾した祈りだとは百も承知





だけど

もう少し



もしも神がまだ居るのなら

もう少しだけ あの方の

あの心地良い温かさに

身をまかせるのを お許し下さい







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・fin



神に誓うな 己に誓え

(Bump of chicken の藤原基央さんが言った名言)



神なんて居ない そう漠然と感じた時はありませんでしたか

誰も明日何て解らない

其れならば 何時も共に過ごす 我に誓おう

明日も 自分が自分らしく在る様に と